2009年度 2月議会 定例会
今期定例会は、2月22日から3月19日の26日間で、2010年度予算19件、新規条例1件、一部改正16件、その他5件と、3月1日提案の補正予算17件、新規条例1件の合計59件及び閉会日に人事案件2件、請願 1件、意見書 14件につき審議しました。
予算では、一般会計1010億8900万円、特別13会計725億4700万円、企業5会計639億3200万円で、合計2375億6845万円の規模となり、市民の安心、安全につながる社会福祉の充実と更なる市民サービスの向上にむけ、各予算と議案、請願、意見書について慎重に審議しそれぞれ可決されました。
=会派代表質問=
間宮 文徳 幹事長
1、市長の基本姿勢について
2、2010年度予算編成の考え方について
3、新行政改革大綱の考え方について
4、大津市総合計画第2期実行計画
(1)「次世代プロジェクト」子育て支援策のワークライフバランスの推進について
(2)「安心プロジェクト」災害に強いまちづくりについて
(3)「活力プロジェクト」産業振興について
(4)「活力プロジェクト」観光振興について
(5)「活力プロジェクト」公共交通維持活性化について
(6)「環境プロジェクト」省エネ・効率エネルギーの利用促進について
(7)「環境プロジェクト」ごみ処理計画について
(8)「健康プロジェクト」生涯スポーツの推進について
=一般質問=
礒田 英清議員
1、児童遊園地と都市公園の一元管理について
2、生活道路問題について
3、高さ規制と屋外広告物について
4、瀬田地域の道路整備とまちづくりについて
奥村 功議員
1、児童生徒の体力向上策について
2、児童虐待の防止について
3、地域の特色を生かした子どもの育成について
4、学校ICT環境整備事業について
=「2010年度予算について」=
2010年度予算編成のポイント(一般会計)
・個人・法人ともに市税の09年度当初比4%の激減
・予算要求段階において、投資的経費を一律10%、経常経費を一律3%のシーリング
・新規公共事業の抑制や市債発行などで財源を確保
・初めて1,000億を超える、中核市移行2年目に相応しい予算編成
・少子化・高齢化対応を含めた扶助費の34.7%増額
・109億にわたる枠配分方式による予算編成
・事業仕分け結果の反映による、9事業2,000万円の削減が反映
=「2009年度、2月補正予算のポイント」=
09年度各事業精算と国の2次補正予算により、合計72億5千万円の減額補正をおこないました。
主な補正ポイントは次の通りです。
・決算を見通して各事業の精算
・国の2次補正予算への対応(臨時交付金など)
・歳入補正(市税)
・翌年度財源不足に備えた対応(財政調整基金積立)
・グリーンニューディール基金積立
=【2010年度の主な事業】=
「まちづくりの姿勢」 ◎ 行政改革の推進 ◎ 行政評価の推進 ◎ 事務事業の改善 ◎ 電子市役所の推進 ◎ 地域情報化の推進 ◎ 協働のルール策定 |
●次代を支える「ひとのつながり」を創る ・東部つどいの広場 ・子ども医療費助成 ・肺がん検診の実施 ・児童手当・子ども手当支給 ・幼小中学校舎耐震改修 |
●次代を担う「まちのにぎわい」を創る ・まちづくり健歩運動 ・農業ふれあい公園整備 ・大津駅西地区土地区画整理 ・雄琴温泉観光施設整備 ・途中トンネル無料化促進 |
●次代を引き継ぐ「自然のうるおい」を創る ・新環境基本計画の策定 ・太陽光発電,LED照明の設置 ・土砂埋め立て等対策 ・合流式下水道改善(大津工区) ・南部クリーンセンター整備 |
*緊急雇用創出特別推進事業* ・保育所保育サポーター配置 ・観光PR推進 ・鳥獣害防止対策 ・路上喫煙防止対策 ・学校ICT支援員配置 |
*ふるさと雇用再生特別推進事業* ・企業立地促進 ・森林資源リサイクル ・耐震診断戸別訪問 |
2009年度 11月定例議会
11月市議会定例会は、2009年11月30日~12月17日までの17日間の会期で開催されました。主な議案は一般会計並びに特別会計の補正予算案や伝統芸能会館他4館の指定管理者契約の更新の議案など、計49議案が議決されました。さらにまた8件の意見書や2件の請願について審議・採決を行いました。
一般質問
今議会において、会派より次の議員が質問に立ちました。
- 地球温暖化防止C02削減取り組みと
- ゴミ減量対策について
- 大津市営葬儀事業について
- 瀬田の唐橋塗装工事について
- 資源循環型社会をめざして
- 教育問題について
- 地上デジタル放送について
- 一人親家庭について
2009年度 9月定例議会
9月1日~18日までの17日間で開催され、39議案を審議し可決しました。補正予算では、11小学校と6中学校の耐震改修や緊急雇用対策等に対して総額31億4千8百万円の増額補正を行いました。平成20年度の決算概要では、一般会計歳入 964億9,977万円(3.8%の増)で、歳出 955億6,908万円(3.5%の増)となりました。財政健全化に関する法律により、全会計指標は健全財政を堅持しています。市債残高は、前年より33億2,055万円減の1,116億3,121万円となり、今後も厳しい財政状況が予想されることから、事業の見直しと効率化に取り組みます。
一般質問
今議会において、会派より間宮文徳議員が質問に立ちました。
- 電子自治体構築について
- 大津びわこ競輪事業について
- 環境対策について
- まちづくりについて
- 市民を守る施策について
2008年度 6月議会臨時会について
【6月市議会定例会】 「会期: 6/1~18の18日間」議案86号~101号の計16議案。
条例新規1件、一部改正12件、工事請負1件、市道の認定・変更2件。主な議案は旧大津公会堂リニューアルや中央小学校一部解体に伴う中央児童クラブを大津幼稚園舎内一部移転について、健康保険法一部改正に伴い、H21、10/1~H23、3/31の間、出産一時金を40,000円増額し、390,000円に、小学校就学前の医療費を無料化、伊香立公園「テニスコート・グランド」有料公園として7/1~供用開始、市ガス供給の原料価格変動に伴う調整を「実施時期:3か月毎から毎月」に「料金反映:3か月から毎月」に9/1以降実施。旧大津公会堂改修工事受注希望型指名競争入札で2億2575万円で契約。H22、3/19までの工期。以上
2008年度 5月議会臨時会
2008年5月市議会臨時会が、5月16日に開かれ、正副議長の選挙など議会役員の選出を行いました。議案審議については、議会選出の監査委員に我が会派の間宮文徳議員が選出されるなど、他三件の議案を審議いたしました。
今年で110周年を迎えることとなりました大津市も「結の古都 大津」のまちづくり向けて、総合計画の2年目がスタートしました。滋賀県の財政構造改革プログラムによる補助制度の見直し、削減が行われましたが、大津市では市民生活への影響を避けるため、削減分を一般財源により補てんすることとなりました。これからの少子高齢化時代を目前に、次世代へ安心安全の社会と魅力あるまちづくりに向けて審議していきます。
監査委員就任のあいさつ

5月16日に開催されました5月臨時会に於いて、議会選出の「監査委員」に選出をいただき、改めてその役割の重大さと責任を感じているところでございます。
それぞれの地方自治体が大変厳しい財政運営を抱えます折、「地方自治体団体の財政の健全化に関する法律」の制定を受け、全国における自治体財政管理は、財政の健全化に関する比率の公表制度が設けられた、「新地方公会計制度」への管理手法へシフトいていく変換期の過程にあり、その監査業務も新たな視点での監査実施が求められております。
本市の行政推進が、健全な財政運営のもと、適正にかつ効果的に使途されており、質の高い行政サービスが提供されているか、市民の視点に立った効果的で実効性の高い監査を実施し、与えられた責務を果たしていけますように、より研鑽を深め対応してまいりたいと考えております。
2008年度
一般会計、特別・企業会計決算特別委員会
2007年度の一般会計及び特別・企業会計の認定について、2008年10月3日から9日までの7日間に渡り審議及び認定を行いました。
一般会計の認定については、「結いの古都・大津」の新総合計画の初年度である昨年度の各事業の進捗状況や予算の執行についてや、財政健全化指標に対しての状況などを審議しました。安心・安全のまちづくりの推進や、福祉や民生の充実など、昭和53年度から30年連続となる黒字決算を評価するとともに、更なる財政健全化に向けて要望しました。
また、特別・企業会計の認定については、各事業の引き続いての事業の安定に向けた努力をお願いするとともに、赤字決算の続く競輪事業については、早期の抜本的な経営改善の実施について強く要望しました。